▼ Linux をインストールしよう
これが、オンボロパソコン、失礼、年期の入ったパソコンを、もう一度はたらきものにする秘訣です。 「Linuxってなに??」とか「えーっ難しそう!!」って思う人もいるかも知れません。 でも大丈夫。時間さえかければなんとかなるものです。わたしでも出来たのですから。
一口に Linux といっても、いろんなディストリビューション(配布パッケージ)があって、 どれを選択すれば良いか迷ってしまいますね。有名どころでは、 Turbolinux や Red Hat、 Plamo Linux、 Debian GNU/Linux、 Vine Linux などがあります。
わたしの場合は、Debian GNU/Linux を選択しました。選択のポイントは3つです。
- 基本方針が「タダでサーバを構築する」なので、無料で入手できる。
- 日本語の環境がカンタンに構築できる。
- PC110 でインストーラが起動できる。
1つ目、2つ目については、すぐに該当するものを見つけられると思います。
問題は3つ目です。
実は、PC110 の CPU 'i486SX' には数値演算コプロセッサ (FPU) がありません。
なんだかよくわかりませんが、これがないせいでディストリビューションの選択肢がかなり少なくなるのです。 Linux カーネルのコンパイルオプションに「コプロセッサをエミュレートさせる」というものがあるのですが、 ほとんどのディストリビューションでこのオプションが無効になっていて、 インストーラを立ち上げることすらできません。 わたしの探した限りでは、3つ目までクリアできたのは Debian しかありませんでした。
というわけで、わたしの場合は必然的に決まってしまったのですが、サーバ用途に Linux を使うなら 他の機種のパソコンにも十分におすすめできるディストリビューションです。 もしあなたがディストリビューションの選択に迷っているなら Debian にしてみませんか?
それでは、Debian GNU/Linux 3.0 「woody」のインストール方法を解説します。
さあ、インストールだ
Linux のインストールにあたって、どこからどこにインストールするかを決めます。 今回は、マイクロドライブの DOS パーティションから別パーティションにインストールします。 インストールの流れを簡単に説明すると、下のようになります。
- インストールに必要なファイルのダウンロード
- ハードディスク(マイクロドライブ)のパーティションをきる
- インストールに必要なファイルを、マイクロドライブのDOS領域にコピー
- マイクロドライブをピコフラッシュスロットにさし、PC110 を起動
- インストールシステムの立ち上げ
- ファイルシステムをマウントする
- カーネルとドライバモジュールのインストール
- PCMCIAの設定
- ネットワークの設定
- 基本システムのインストール
- LILO の設定
- 再起動後の設定
2 のパーティショニングは、何をつかってやってもいいですが、Windows 2000 のディスク管理ツールとかは、 リムーバブルメディアに複数パーティション切れないので、対応したソフトが必要になります。 私は、市販のソフトを買うのがしゃくだったので、Debian インストーラの途中の cfdisk で すませました。
では、次のページから写真つきで手順を追って解説します。